
有給を申請したら嫌な顔をされた…
年5日すら自分で日にちを選べない…
これって普通なの?
このような悩みを感じたことはありませんか?



薬局のような少人数の店舗で働いていると、有給を取ることに対して罪悪感を抱く場面が多いですよね。
人が足りないのはわかっている。
自分が休むと誰かに負担がかかるのもわかっている。
でも、わかっているからこそ言い出せないまま、有給が消化できずに消えていく。
この記事では、薬局で有給が取れない原因を構造的に解説し、今の状況を変えるために自分でできる具体的な対策も紹介します。
● 毎年数日は消化できずに消えている
● 有給を申請したら「今は難しい」と言われた
● 上司が有給を取っていないのに自分だけ取りにくい
● このまま取れない環境にいていいのか不安になっている



有給が取れない状態は、あなたのせいではありません。
本記事では、何度も有給が消えていった私の体験談も併せて対策を紹介していきます。


本サイトでは、
- 環境に左右されない
- 理想の働き方を実現する
「生き方上手な”賢い”薬剤師」になることを目指しています。
「将来このままでいいか不安だな、、」という方は、別の『生き方上手な”賢い”薬剤師の魅力』も合わせてご覧ください。


薬局で有給が取れないのは「普通」ではない





まわりも取れていないから、自分もこんなものだろう…
そう思っていませんか?
結論、薬局で有給が取れないのは「普通」ではありません。
年5日の有給取得は法律上の義務


2019年4月から、年10日以上の有給が付与される労働者に対して、年5日の有給取得が会社に義務付けられています。
これは労働基準法で定められたルールであり、違反した場合は1人あたり30万円以下の罰金が科されることもあります。



つまり、年5日の有給すら取れない状態は、法律違反の可能性があります
「会社から勝手に有給を充てられている」ケースもあります。
それが労使協定に基づく計画的付与(計画年休)でなければ違法にあたる可能性もあります。
自分の有給がどう消化されているか、一度確認してみましょう。
「取れないのはあなたのせい?」→職場の問題です


有給は労働者の権利であり、申請に理由は必要ありません。



休む理由がないと取りにくい…
遊びのために休むのは後ろめたい…
そう感じているなら、あなたは有給を取ることに罪悪感を感じているのかもしれません。



罪悪感を感じる必要は一切ありませんよ!
取れない環境にいるのは、あなたが弱いからでも、わがままだからでもありません。
取れない仕組みの中にいるだけです。
有給申請時に理由を聞かれた場合、正直に答える必要はありません。
そもそも上司があなたに有給申請にあたる理由を聞くことはNGなのです。
(取得理由は「自由」であるため(労働基準法))
薬局で有給が取れない4つの原因


ここまで有給取得は権利であることを紹介してきました。
ここからは「それでも尚取れない理由は何なのか」について紹介していきます。
①薬剤師の人数がギリギリで代わりがいない


少人数の薬剤師で運営している会社であれば、一人の有給は日常業務に大きな影響を及ぼします。
大企業であったとしても、
● たまたま離職が相次いだ
● 新店舗の開局が重なったタイミング
など人員不足な時も一人の休みは痛手になります。



この人数で回すのはかなり厳しい…
残っている人にしわ寄せがいってしまう…
などを上司や店舗責任者から言われれば、取得が億劫になってしまうのも当然です。
「休みたいけど代わりがいない」
このような状況は、有給を取りにくくする一つの原因です。
これは休みたいと思うあなたの問題ではなく、採用を進めない経営側の問題。
人員を確保できていない職場で「休まないでくれ」と言われるのは、経営のしわ寄せを従業員に押し付けているだけです。
自分の状況と少しでも当てはまるなら、別の『会社の問題か判断法』の記事もあわせてご覧ください。


②管理薬剤師・上司が有給を取っていない


上司が有給を取っていない職場では、部下は取りにくくなってしまうことが多いです。
「上司が毎日出勤しているのに自分だけ休むわけにはいかない」——この空気は非常に強いです。
それで上司が「私は好きでやっている。みんなは気にせず取得してほしい」というような価値観なら問題はないです。
しかし、「私も取らなかったのだから取らないのが当たり前」と思っている上司も少なくありません。
”背中で語る有給の取りにくさ”は、どんな就業規則よりも強力に現場を縛ります。
③「休むと迷惑をかける」という同調圧力


「自分が休むと他の人に迷惑がかかる」——これは責任感の強い薬剤師ほど感じやすいです。



でも冷静に考えると、1人が有給を取っただけで回らなくなる体制を作っているのは会社です!
あなたが休むことで業務が回らなくなるなら、
- 「あなたが迷惑をかけている」のではなく
- 「会社が体制を整えていない」だけ
であることがほとんどだと思います。
それなのに、罪悪感を持ったり、割を食うのは現場のスタッフ。
会社はそれをわかっていて、あなたの責任感に甘えているのかもしれません。
④希望日に取れない・時期をずらされる





この月は繁忙期だから、有給ずらせない?
上司からこのような提案をされたことはありませんか?
会社には「時季変更権」というものがあり、これは「事業の正常な運営を妨げる場合」にのみ認められています。
適正施行なら問題ありませんが、「忙しいから」「人手が足りないから」という理由で毎回ずらすのは本来の趣旨から外れており、注意が必要です。



有給に対する会社の価値観をよく見ておく必要がありますね
有給が取れない薬局で働き続けるとどうなるか





有給が取れない。まあ仕方ないか…
と思いながら働き続けることは、基本的にはおすすめしません。先に、何が待っているのか。
ここからは、有給を取らなかったことで変化する知っておいた方がいい現実を紹介します。
体調を崩しても休めない


普段から有給を使えない職場では、体調不良のときも休みにくいこともあります。
あるいは、そうした休暇に有給を充てられるパターンも存在します。



あなたが納得しているなら問題ないですが、そうでない場合はアウトです!
有給が使えない職場は、あなたの健康を守れない職場でもあります。
計画的に有給を使える会社に勤めることは、自分の心身を健康な状態に保ち、ベストな働き方を実現する基礎になります。
ライフイベントで詰む


結婚式の準備、出産の付き添い、親の介護——人生の節目には、まとまった休みが必要になります。
普段から有給が取れない職場であったなら、急にまとまった休みが取れると思いますか?
ライフイベントは一生に一度きりであることも多いです。
普段から有給をライフイベントの「予行演習」のように使ってみましょう。
そうすれば「いざ取れるのか?」を普段から考えておくことができますよ。



普段から有給が取れないのに、緊急の時だけとれるというのは考えにくいです!
有給以外の福利厚生も使えない場合は『福利厚生使いにくい薬局とは?』も合わせてご覧ください。


「取れないのが当たり前」に慣れてしまう怖さ


一番怖いのは、取れないことに慣れてしまうことです。
● どこも同じでしょ…
● まあうちの薬局はこんなものか…
と思った瞬間から、自分の中の基準がずれ始めていきます。
本来は年間20日の有給があり、それを使うことは権利として認められているのに、「年5日使えたらマシ」という考えになっているなら要注意です。



私は役職がついたあたりから、人の穴埋めで有給が取れなくなり、今まで30日以上の有給が消えていきました…
\あなたの職場はどのくらい当てはまる?/
当てはまるものをタップしてチェックしてみてください。
有給が取りやすい薬局の特徴3つ


ここまで有給が取りにくい理由を紹介していきましたが、有給が取りやすい企業も多く存在します。
ここからは、そんな優良薬局の特徴を見ていきましょう。
①有給取得率を数字で開示している


有給が取りやすい職場は、取得率を隠さないことが多いです。
- 有給取得率80%
- 平均取得日数12日
など、具体的な数字を求人票や社内報で公開しています。



数字を出せるということは、実際に運用されている証拠ですね!
②ヘルプ・代替体制が仕組み化されている


大手薬局チェーンや複数店舗を持つ企業では、店舗間のヘルプ体制が整っていることも多いです。
この仕組みがあると、誰かが有給を取っても、他の店舗からサポートが入ることができます。
そのため、業務に支障を与えることなく、有給を使うことができるようになります。



在籍する薬剤師が多い大手のメリットと言えますね!
③管理薬剤師が率先して有給を取っている


上司が有給を取っている職場では、部下も自然と取りやすくなる傾向にあります。
「管理薬剤師が月1で有給を取っている」と聞いたら、それだけで「自分も取っていいんだ」と思えるはず。



制度は権利だけじゃなく、取りやすい雰囲気かどうかも大切ですね



そんな職場、本当にあるの?どうやって見つければいいの…?



あります。
ただ求人票だけでは見えない部分が多です。
だからこそ、情報の取り方が重要になります。
有給が取れる環境を手に入れるために今できること


まず、前章を参考に自分の会社が有給を取れる会社なのかを確認してみて下さい。



私の会社は、有給取りにくいかも…
そう感じるなら、ぜひ読み進めてみましょう。



今行動したことは、将来の自分に必ず返ってきますよ!
有給は「取れる職場で働けるか」が大切


会社は基本的に有給休暇の規定があり、求人票にも記載されていることがほとんどです。
しかし、その取得実態はブラックボックス化しており、実際の状況は書かれていないこともあります。
だからこそ、表に出ている情報だけでなく内部の実態までくみ取って考えることが大切です。
ただ、求人票・口コミから自分ひとりで正しく判断するのは決して簡単ではありません。



「本当に有給が取れている会社なのか」を見極めるって、初めてにはハードルが高いですよね
エージェントなら有給取得率や職場の空気感まで聞ける


薬剤師専門の転職エージェントは、各薬局と日常的にやりとりをしています。
そのため、求人票には出てこない深い内部情報を把握していることが多いです。
● 実際の有給取得率や平均取得日数
● 「有給は取りやすいか」を代わりに確認など
加えて、自分で調べるよりも情報の精度が高く、時間の節約にもつながります。
きちんとした会社を
プロに探してもらっている間、
あなたは自分にしかできない準備に
集中する



そんな賢い進め方ができますよ
このように情報収集のパートナーとして活用すれば、効率よく、そして失敗のない転職活動が実現できます。
大切なのは「いつでも動ける状態」を今のうちに作っておくこと。
有給が取れないストレスが限界に達してから動き始めるのは遅いです。



焦った転職は再転職の元!
「選択肢がある」と知っているだけでも今の職場での気持ちの持ち方も変わってきますよ。
詳しく知りたい方は『おすすめエージェント5選』もご覧ください。


よくある質問


ここからは薬局の有給に関するよくある質問に回答していきます。
- 有給申請に理由は必要?
- 有給を拒否された場合、違法になる?
- 時季変更権ってどこまで認められるの?
- 年末年始やお盆に勝手に有給を充てられるのはアリ?
- 一人薬剤師だと有給は絶対取れないの?
- パート薬剤師でも有給はもらえる?
- 有給が消化できずに消えた分は買い取ってもらえる?
- 有給の取得率が高い薬局はどうやって探す?
- 転職エージェントは無料?相談だけでもいいの?
- 有給が取れない職場は労基に相談できる?
- 有給申請に理由は必要?
-
法律上、有給休暇の取得に理由を申告する義務はありません。
会社が理由を聞くこと自体は違法ではありませんが、理由によって承認・不承認を判断することは認められていません。
「私用のため」で十分です。
- 有給を拒否された場合、違法になる?
-
会社には「時季変更権」がありますが、これは別の日への変更を求める権利であって、有給そのものを拒否する権利ではありません。
代替日を提示せずに拒否するだけであれば、労働基準法違反にあたる可能性があります。
- 時季変更権ってどこまで認められるの?
-
「事業の正常な運営を妨げる場合」にのみ認められます。
慢性的な人手不足を理由に毎回ずらすのは、時季変更権の乱用とみなされる可能性があります。
繰り返し断られている場合は、労働基準監督署への相談も選択肢になります。
- 年末年始やお盆に勝手に有給を充てられるのはアリ?
-
労使協定(計画年休制度)に基づいて行われている場合は合法です。
ただし、本人に何の説明もなく知らないうちに有給が消化されている場合は問題があります。
自分の有給がどう使われているか、給与明細や勤怠システムで確認してみてください。
- 一人薬剤師だと有給は絶対取れないの?
-
取れないわけではありません。
一人薬剤師の場合でも、会社が代替薬剤師(ヘルプ)を手配する義務があります。
「代わりがいないから取れない」は会社側の体制の問題であり、あなたの有給取得権を否定する理由にはなりません。
- パート薬剤師でも有給はもらえる?
-
もらえます。6ヶ月以上継続勤務し、全労働日の8割以上出勤していれば、パート・アルバイトでも有給休暇が付与されます。
週の勤務日数に応じて日数は異なりますが、権利としては正社員と同じです。
- 有給が消化できずに消えた分は買い取ってもらえる?
-
原則として、有給の買い取りは労働基準法で禁止されています。
ただし退職時に限り、未消化分の買い取りが認められるケースはあります。
いずれにしても、消えてしまった有給は戻ってきません。
「使えるうちに使う」が基本です。
- 有給の取得率が高い薬局はどうやって探す?
-
求人票に取得率を記載している企業は信頼度が高いです。
ただし記載がない場合も多いため、薬剤師専門の転職エージェントに相談して内部情報を確認するのが最も確実な方法です。
無料で相談できるので、情報収集として活用してみてください。
- 転職エージェントは無料?相談だけでもいいの?
-
薬剤師向けの転職エージェントはすべて無料で利用できます。
企業が採用時にエージェントへ報酬を支払う仕組みのため、求職者に費用は一切かかりません。
「まだ転職は決めていないが情報収集だけしたい」という相談も問題なく受け付けてもらえます。
- 有給が取れない職場は労基に相談できる?
-
相談できます。
労働基準監督署は匿名での相談も受け付けています。
特に年5日の取得義務を満たしていない場合や、申請を不当に拒否されている場合は、具体的な対応を取ってもらえる可能性があります。
まずは事実を整理して相談してみてください。
まとめ
薬局で有給が取れないのは「普通」ではなく、法律で取得は義務化されています。
取れないまま働き続けると、体調・ライフイベント・判断基準すべてに影響していくことも。
だからこそ、まずは情報収集から始めて、選択肢を手元に持っておくことが大切です。
今の場所で働き続けるのは、リスクがあるかもしれません。
早めに動いて、生き方上手な”賢い”薬剤師になっていきましょう。
初めてエージェント相談するなら大手のファルマスタッフやセルワーク薬剤師からにしましょう。
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他にも知りたい方は別の『薬剤師特化エージェント5選』で解説していますので、あわせてご覧ください。


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